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いとう農園の志に触れる

イチゴの栽培に確固たるコダワリと愛情を持って育て、笑顔で溢れる最高の商品をお客様にお届けしたい。
いとう農園の純粋な志に是非触れてみてください。

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伊藤農園

豊かな土壌を育む森の環境こそが「美味しいいちご」を作る

そんなイチゴ農園を目指しています。

森の中では植物が繁茂し、枯葉や枯れ枝が積もり、無数の微生物(菌・細菌を含む)の営みによりそれらが分解され栄養豊かな土壌が作られます。いとう農園では、このような自然の営み、その結果作られる豊かな土壌のみが「美味しいいちご」を作ると信じています。しかし、実際に栽培する畑は草木のない裸地状態で、豊かな土壌を育む土の中の微生物の活動も限定的です。そのため、いとう農園の畑ではあえて何トンもの木片や枯葉を入れ、森に近い環境を人工的に作っています。これにより、微生物の働きが活発になり、その結果豊かな土壌が作られ、「美味しいいちご」作りが可能になります。

また、いとう農園は、化学合成肥料、化学合成農薬を使いません。これは(1)お客様に安心・安全な商品をお届けする、ためだけではなく(2)畑や土の中の豊かな生物相のバランスを崩したくない、ためです。これらは人間にとって極めて都合の良いもので、収穫量の増大や労働の軽減には欠かせないと考えられています。しかしこれらは確実に自然界に悪影響を与えており、現実に土壌の劣化などが多くの圃場で発生しています。自然の摂理を受け入れながらいちごを栽培していくことは本当に大変ですが、すべては「美味しいいちご」のためです。

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いとう農園のはじまり

就農に至った経緯とは?

青空の下で毎日働くことへの憧れ、全て自分の責任で完結できる仕事への憧れ、安心・安全な食品への意識の高まり、子どもの教育のこと、様々な思いを持って2013年いちご農家として夫婦で農業をスタートさせました。今思えば、当時40歳を迎え、このままサラリーマンとして人生を終えるか、辞めて勝負に出るか悩んだ時期であり、その中で自然と農業という選択肢が出てきた気がします。子供3人抱えての40歳からの新規就農、しかも難易度の高い有機農業、しかもさらに難易度の高いいちごの有機栽培で本当に結果を残すことができるか、人生最後の仕事として、人生の集大成として選んだ以上絶対に失敗は許されません。そんな強い思いを持って今も頑張っております。正直、やりがいありすぎですが。

就農に至るまでの経歴

  • 20代~30代 開発途上国への開発支援に携わる。
  • 2013年3月 赴任先フィジーから家族5人で帰国、退職
  • 2013年3月 海外赴任中にネットで収集した情報をもとに縁もゆかりもない熊本に移住
  • 2013年6月 NPO法人熊本県有機農業研究会が提供する研修コース受講(先進いちご農家 1年間)
  • 2014年6月 いちご農家として新規就農
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いとう農園は未来へ

これからのいとう農園の歩み。

目指すは「作る側も食べる側も幸せになれる農園」作り

まず、栽培方法の改善です。今までも栽培はしていますがすべて手探り状態で、通常の栽培に比べ収穫量も大幅に少ないのが現状です。化成肥料、化学農薬を使用せず本当に安定的にいちごの生産ができるのか、正直答えがあるかも分かりません。ただ、少しずつですがハードルを超えられている実感もあります。今後も一日も早い技術の確立を目指し努力していきます。

そしてもう一つは作る側のことで、これがいとう農園の最大の将来目標です。
規模拡大を図る中で将来的には一般就労を目指す方たちにも積極的に参加いただき、作る側みんなが働く喜びを感じる職場作りを目指します。農業は、力が必要な作業から必要でない作業、判断が求められる作業から単純作業まで多種多様で、年齢、能力、性別問わず多くの方が活躍できる場があるはずです。みんなが農作業を通し労働の喜びや心の充実を感じ、その結果として誰もが認める美味しいイチゴができる、こんな農園良くないですか?